2020/07/20 15:47

こんにちは。

tiramisuのひとみです♪


前回金属アレルギーについてブログを書きましたが、今回はそんなアレルギーの方にも必見の素晴らしい素材をご紹介したいと思います。


一般的に反応が出にくいとされる、素材にはチタンやプラチナがあります。
がチタンは芯の部分に使うには問題ないですが、装飾部分に使うには輝きが足りない、
プラチナは輝きが美しいですが高額でなかなか手が出ないといったデメリットがあります。
そういった意味で今回新しく素材に取り入れたのが、サージカルステンレスです。





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サージカルステンレスとは一般的なステンレスとは違う素材で、医療の現場で使用される特別なステンレスの総称です。金属アレルギーを起こす事が殆ど無く、傷や酸化による変色にも強いことから、最近ではメンズ・レディース問わず使用され始めた注目の新素材となっています。


サージカル=医療用の、ステンレススティール=錆びない鉄、という意味で作られた造語で、医療用メスやその他様々な医療用器具に使われている合金です。ピアスを開ける器具ピアッサーも、このサージカルステンレスで作られていることが多いです。
「サージカル」という言い方をすることで、いかにも安全なイメージを作ることに成功したネーミングですが、実はJIS規格にはサージカルステンレスという規格は存在しません。
鋼材の規格としてはSUS316とかSUS316Lという合金のことをサージカルステンレスと呼んでいます。医療用以外にも、海水による腐食に強く、海水ポンプ、配管部材、船舶部品、バルブなどにも広く用いられていたりします。

サージカルステンレスは、サビにくく、腐食や酸化・熱に強いなど、優れた特性を持つ特殊なステンレスです。
金やシルバーよりも非常に硬質な素材であるため、繊細な加工が必要とされるアクセサリーの分野には不向きな素材とされていました。
これが今、技術の向上とともに有名ブランドでも次々と扱われており、最近のジュエリー業界で最も注目されている新素材となっています。


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いかがでしたか??

アレルギー反応も出にくく、錆びにくく、傷つきにくい、素晴らしい素材なのに意外とお手頃なんです。
これは作り手にとっても助かります。

これからきっと増えていくと思いますので「316L」や「サージカルステンレス」という言葉を耳にしたら

あっこのことだなと思い出してみて下さい。